東京競馬場のコースの特徴

①東京競馬場と言えば直線の坂とイメージですが、そのイメージは捨てて直線は平坦だと思っていいでしょう。

比較的なだらかな坂であり、登り切った後300mもあるので登った後でも十分に対応できます。

②近年は馬の高速化が進んでいるのでスピード補完の馬を狙うといいでしょう。特に秋に高速化するSS系の得意舞台 ですが、

その中でも母父に米国型のスピードが補完された馬が近年では好成績を残しています。またノーザンファーム がトレンドですね。

東京競馬場芝1400mは内側有利!

①東京競馬場芝1400mは全体として内側有利な傾向が強いです。ただし道悪時に外差し馬場になることもあるので注意です。

②前走上がり上位馬が好走する確率が高いです。短距離には珍しく上がりの速さが反映されるコースです。

特に瞬発力育成に長けるノーザンファームが好成績を残しているコースです。

③距離短縮組が好成績を残している傾向にあります。短距離戦でも末脚が重要なコースになります。

1200mからくる先行押切で米国型のようなイメージの馬は不振です。

東京競馬場1600mはノーザンファーム狙いで!

①直線まで我慢してズドンと行けるタイプの馬を多く出しているノーザンファームの生産馬が好成績をだしています。

②ディープ牝馬を買えば勝つ可能性が高いです。ディープ産駒が圧倒的に強いコースとなっていて牝馬の成績が好走しています。

東京競馬場芝1800mはスローの瞬発力勝負!

①1800mでは9割がスローの瞬発力勝負になります。それだけ過去の傾向をみても日本型のSS系 が活躍しています。

②内先行有利ですが、あえて差し馬を狙うのもありです。高速の馬場の東京でスローになれば当然先行有利 になりますが、

直線が多く瞬発力も必要な先行馬を狙うのは妙味無しです。

③内の差し馬を狙っていくのをオススメします。少頭数になることが多く今まで好位を取れなかった馬でも 内枠なら先行できることが多いです。

東京競馬場芝2000m、2400mはノーザンファームの庭だ!

ノーザンファームはとにかくこの条件で走る馬の育成がすごいです。日本ダービ―でも全頭がノーザンファームで 埋め尽くす勢いです。

さらにサンデーレーシングやシルクレーシングだとさらに信頼度が増します。 ここで重要なのは別に日本型SS系にこだわる必要はない

ということです。どのような産駒でもノーザン生産馬で 上がりの早い馬なら穴馬でもガンガン来ることが期待できます。

ダービーでは毎年ノーザンが絡んでいますね。

東京競馬場芝2500mは100m長いだけ?

2400mより100m長いだけなのに体力が必要なコースになっています。2400mよりスタートが後ろに なることで

スタート後、坂を上ることになっています。よってディープ産駒が不振になり体力の多い種牡馬が活躍 しています。

東京競馬場3400mは馬の年齢に惑わされるな!

①競走馬の特徴として瞬発力は衰えが早いですが、持久力の衰えは遅いです。よって唯一のこの条件で行われる

ダイアモンドSでも高齢馬の活躍が見られます。高齢馬だからといって予想から外してはいけません。

②標準を合わせてきた馬を狙うのをオススメします。一応天皇賞春のステップレースという位置付けですが、

ここを天皇賞春の叩きに使う馬はもはやいないといっていいでしょう。長距離戦の最終戦というレースで明らかに

ここに狙いを定めてきた馬を狙うべきです。一番人気の成績が良いのもその傾向の現れといっていいでしょう。